All-on-6

歯科インプラント all-on-4について

例えば、上顎に歯が1本もないとしましょう。従来の歯科インプラント治療では、上顎の骨は柔らかい骨である場合が多いので、 並べる人工歯の数にできるだけ近い数のインプラントを埋入すべきだと考えられていました。

現在でも、この古い考えを信じている歯科医師もいますが、このような考えを払拭したコンセプトがAll-on-4 (オールオンフォー) です。たった4本のインプラントで支えてしまおうという画期的な歯科インプラント療法です。

審美治療

上顎の骨がもろいのは、経験の多い歯科医師ほど知っています。

しかし、骨が柔らかいのは、上の奥歯相当の歯槽骨の部分であり、前歯の鼻の近くの骨や奥歯でも上顎洞(サイナス)を支えている骨は 非常に硬いケースが多いのです。

この硬い骨を狙って、長いインプラントを埋入しようという方法です。

ポルトガルの歯科医師マロー博士によって高い成功率と術式が公表されました。

従来の考えでは、人工歯の真下に、真っすぐに入れるインプラントが理想とする考え方をする歯科医師が多かったために、 現在でもAll-on-4の斬新な考えを理解出来ない歯科医師がいますが、ポルトガルのマロークリニックには、ヨーロッパ各地から 飛行機に乗って治療に来る外国人が後を絶ちません。

歯科インプラント all-on-4は、日本でも一部の先進的な歯科医院により行われています。

マロークリニック研修情報